「七五三」のきょう、子どもの成長を祝おうと、県内各地の神社に家族連れが訪れました。
七五三は、3歳、5歳、7歳という成長の節目に、子どもたちの健やかな成長を祝う年中行事です。
長崎市上西山町の諏訪神社では、朝からおめかしした子どもたちがおはらいを受け、これからの成長を祈願しました。
中野慎也くん(4):
「大きくなったらゴリラのようになりたい。強くなりたいから」
祖母・平岡法子さん(熊本・八代市在住):
「コロナ禍の時は1年会わなかったり、かわいい盛りに会えなかったので、今年ぐらいから会う機会が出来たのでうれしい」
諏訪神社では、コロナ禍に祈願を行う拝殿に入る人数を制限していましたが、今年は感染症法の位置づけが5類に引き下げられたことを受けて制限を解除しました。
おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に訪れた家族も多く、大村市の古賀さん一家は、ひいおばあちゃんを含め、総勢10人で参拝しました。
母・古賀詩織さん:
「のびのびと元気いっぱいに育ってもらえたら」
曾祖母:
「元気が一番」
古賀いろはちゃん(6):
「(奇麗な着物を着られて)うれしかった」
別家族の祖母・奥山美千帆さん:
「コロナ禍で生まれてきたので、その分、無事に生まれてくれて良かった。人に愛されるような子になってほしい」
諏訪神社・宮田文嗣禰宜:
「私がここに勤めて35年以上になるが、当時はシーズンで約3000組来ていた。今はトータルで1200組前後半分以下になった。もうこれが本当少子化の波というか現実。七五三のおはらいは昔からの伝統行事であり、子どもさんのお祝いの日なので、今後も続けていってほしいという思いでいっぱい」
諏訪神社では、来年1月ごろまで「七五三」参りを受け付けていて、例年通り1200組ほどの参拝を見込んでいます。