アメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれていた核兵器禁止条約の第2回締約国会議から帰国した鈴木長崎市長は、「核兵器のない世界の実現には市民社会の力が重要」と強調しました。会議は核兵器廃絶への決意を改めて示し、1日に閉幕しました。鈴木市長は被爆地長崎と平和首長会議の代表として一般討論で演説したほか、国連のアントニオ・グテーレス事務総長や核兵器廃絶国際キャンペーン=ICANのメリッサ・パーク事務局長らと面会しました。鈴木市長:「核兵器禁止条約を動かしていくためにはやはり市民社会の力というのは大変重要な役割を果たしていくというおります」日本政府が核保有国の不在を理由にオブザーバー参加を見送ったことについては「日本なりの関与の在り方を模索してほしい」としています。