「奇跡の声」を持つと言われる「ゴスペル」のグループが長崎市の高校生に魂の「歌声」を披露しました。
迫力ある「ゴスペル」を披露したのは東京、大阪、福岡を拠点に活動するゴスペルグループの「THE SOULMATICS(ザ・ソウルマティックス)」です。音楽ユニットの「Superfly(スーパーフライ)」、シンガーソングライターの長渕剛さん(67)らジャンルを問わず国内外のトップアーティストらと共演しています。
長崎市立長崎商業高校では毎年、秋に芸術鑑賞会を開いていて、今回は本格的な「ゴスペル」に触れます。最初からみんなノリノリ。「THE SOULMATICS(ザ・ソウルマティックス)」のメンバーの中には長商の卒業生もいて美しいラブソングを披露しました。
2013年卒業生長崎市出身・山崎結さん(29):「学校の中で楽しいこともありましたけど、ちょっと苦しかった記憶もある中で、思い出深い体育館で歌えたことは感慨深かった」(歌で何を伝えたかった?)「全力を積み重ねることで夢にどんどん近づくということを伝えたかった」
生徒会長・杉本崚太郎さん(2年):「ゴスペルは知らなかったんですけど、きょう初めて聞いて、言葉にメッセージが乗っていると言ってらしたんですけど、本当その通りで心に響いて、他の人を見ながらでも自分を一番大切にしていかないといけないと思いました」
生徒会副会長・小田花楓さん(1年):「ゴスペルは堅いイメージがあったんですけど、歌っている人と一緒に歌ったりみんなで跳ねたり踊ったりしてとっても楽しかったです」
約90分間のコンサート。生徒たちはリズムに乗って足をふみ鳴らし、手拍子なども交え、楽しみました。