南島原市出身、18歳の女性ボートレーサーがデビュー戦を前に抱負を語りました。
森陽多選手(18):
「小学校からの夢、ボートレーサーというスタートラインに立てて、デビュー戦では無事故で完走したい」
南島原市深江町出身の森陽多選手(18)です。19日にボートレース大村でデビューします。
幼い頃から父親にボートレース場に連れて行ってもらい、エンジン音や迫力あるレースに魅了され、レーサーを志しました。
県立島原工業高校に在学中の去年10月、1217人の志願者のうち合格者はわずか52人という「狭き門」を突破し、養成所に入りました。1年間、プロに必要な知識や技術を学び、厳しい訓練を重ね、卒業できたのは半分の27人。うち女性は9人でした。
園田裕史大村市長:
「ビッグレースに早く登場して、凱旋をして、大村の水面を走ってもらいたい。期待しています」
森陽多選手:
「新人らしくスピードのある旋回をしたいと思っているので、そこを見てほしい」
長崎支部所属のレーサーは現在57人、うち10人が女性です。
森さんは次の日曜19日からボートレース大村で開催される「スポーツ報知杯」でデビューします。
森陽多選手:
「長崎の皆さん、応援よろしくお願いします!」