ジャパネットたかたの創業者、髙田明さん(75)が「長崎ヴェルカ」にチーム専用のバスを贈りました。
寄贈された車は、側面に「長崎ヴェルカ」のロゴが描かれた31人乗りのチームバスです。髙田明さん(75)夫妻が、B1リーグに初挑戦しているチームのさらなる活躍を願い、個人での寄贈を決めました。
髙田明さん(75):「V・ファーレン長崎と長崎ヴェルカというスポーツは(夫婦)2人とも大好きで、それ自体が私たちの元気でもありました。バスは人を運ぶだけですけど、そのバスは夢をたくさん運んで走ってくれると思っています」
これまで移動はレンタルバスを使用していた長崎ヴェルカにとって初めてのチームバスです。ナンバープレートの「2020」はチームが誕生した2020年に由来します。選手用の座席は通常よりクッション性が高く設計されたフットレスト付きの3列独立シートで、身長の高い選手の体格に合わせ、座席の間隔も広くつくられています。
松本健児リオン選手(29):「広いのとリクライニングもシートがすごいので北海道まで行けそうですね。いや、言い過ぎました、でもめちゃくちゃ良いです。最高です」
高比良寛治選手(30):「座り心地は全然違います。このバスが長崎を走ることで子どもたちにとってワクワクするような、僕らにとってもこのバスに乗るというプライドや誇りを持ちながら、試合を頑張りたい」
チームはいま9勝5敗で西地区4位と好調です。バスは今週土曜と日曜、諫早市中央体育館で行われる約1カ月ぶりのホーム戦・第9節、川崎ブレイブサンダース戦から運行する予定です。