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【長崎】ローカル5Gで遠隔診療支援の実証実験

2021年03月24日

長崎県内の本土と離島との間で「遠隔診療」の支援ができるかどうか、長崎大学病院やNTT西日本などが、総務省の補助金を使って実証実験を行いました。実験は地域のニーズに応じて企業や自治体が柔軟に構築できる第5世代移動通信システム「ローカル5G」を活用したものです。今年1月から今月3日まで長崎県と長崎大学病院、NTT西日本、五島中央病院など五島市の医療機関や高齢者施設が共同で取り組みました。実験では長崎大学病院と五島中央病院をNTTの「光回線」でつなぎ、五島中央病院の外来患者の様子を高精細の4Kカメラなどで映し出します。その映像を見た長崎大学病院の専門医が遠隔で指示し、正確な診療に生かせるかどうかなどを検証しました。実験の結果、映像の精細さなど十分実用に耐え得るということです。長崎大学の河野茂学長は「多くの人が近いうちに遠隔診療の恩恵を受けられるよう今後も遠隔診療の発展に努めてまいりたい」と話しました。遠隔診療は、院時のコロナ感染のリスクの低下や、離島やへき地の医師不足の解消に役立つと期待されています。今回参加した事業者は、実用化に向けてコスト面などの課題を検証します。