長崎市の浜屋百貨店は５日、地下１階食料品売り場の総菜店「ＲＦ１」に勤務する店員８人が新型コロナに感染したと発表しました。８人のうち２人は去年１２月３１日の勤務を終えた後、発熱などの症状が出たためＰＣＲ検査を受けたところ、１月３日に陽性が判明。その後２人と同じ時間帯に勤務していた濃厚接触者の店員７人もＰＣＲ検査を受け、うち６人の陽性が判明しました。浜屋百貨店によりますと８人はいずれも発症や感染の判明前の２週間に県外への移動や複数人での会食はなかったということです。また勤務中はマスクを着け、随時、手のアルコール消毒もしながら接客していました。このため店の利用客に濃厚接触者はいないとしています。店は１月３日に消毒し、４日から休業していますが、感染者が増えたことを受けて浜屋は５日午後４時から６日まで地下１階食品売り場を全面休業してフロア全体を消毒します。７日に営業を再開する予定です。他のフロアは６日以降も通常営業します。同店舗では、他にも店員４人が検査の結果待ちだということです。