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長崎大学BSL4地域連絡協議会 

2019年05月15日

長崎大学の坂本キャンバスでBSL4施設の建設工事が始まって3カ月が過ぎました。14日、大学と地域の住民が話し合う25回目の協議会がありました。BSL4施設の基礎工事が進む坂本キャンパス。稼働するとエボラウイルスなど最も危険な病原体を研究する施設になります。協議会は今年度に入って初めて開かれ、大学側や近隣の自治会長、公募委員ら27人が出席しました。任期が1年の公募委員は1人減って5人になりました。大学は工事の進捗状況を説明し、委員からは「工事の状況が市民にも分かりやすいようにしてほしい」などの意見が出ました。住宅地に近い坂本キャンパスに施設をつくることに対し一部の委員にはいまだ根強い不安があります。施設は地上5階建て、建築面積は1278平方メートルです。震度7に耐えうる耐震・免震構造です。施設の立ち入りには認証システムを採用し、出入りを厳重にチェックします。施設の入り口やBSL4管理区域の入り口では手荷物検査やボディチェックもします。実験室は病原体が外部に漏れ出ることが無いよう気圧を低くし、高性能のフィルターを二重にして排気します。空気や水、物はすべて病原体を取り除く処理を施します。実験者も除染します。BSL4施設は2022年度の稼働を目指しています。