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【長崎】車いすバスケ・鳥海連志選手(24)が中高生に特別講演「どんな環境でも課題を見つけることが成長につながる」長崎医療技術専門学校オープンキャンパス

2023年08月25日

長崎市出身のパラアスリートが長崎医療技術専門学校のオープンキャンパスに参加しました。

車いすバスケットボール選手、鳥海連志選手(24)を講師に招き、高校生や中学生ら約60人が参加しました。
鳥海選手は中学1年で競技を始め、15歳で日本代表入りを果たしました。2021年の東京パラリンピックでは日本を銀メダルに導き、大会MVPにも選ばれました。生まれつき両手足に先天性の障害があり、3歳の時、両足の膝から下の部分を切断、普段は義足を装着して生活しています。
特別講演「異なれ」では、鳥海選手がどのようにして自身の障害と向き合ってきたのか、車いすバスケットを通して学んできたことなどを話しました。

鳥海連志選手:「どんな環境においても成長できることはあるし、その課題を見つけるということが自分の成長につながる」

講演の後は体育館に移動し、生徒は鳥海選手の指導を受けながら車いすバスケットボールを体験しました。車いすバスケの選手らの試合も行われ、激しい接触プレイや華麗なシュートなどで生徒らを魅了しました。

作業療法士を目指す生徒:「『いろんな障害持った人がいたがそれは個性だ』という言葉が印象に残った」

鳥海選手は来年8月23日からフランスで開かれるパラリンピックで、メダルを取ることを目標としています。