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2026/04/10

最終回に奇跡の出会い 高校時代の思い出の味 “チョコまん” 大村市「金子饅頭」満腹記者が行く㉞ 

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長崎の絶品グルメを探し歩いた「満腹記者がゆく」も、ついに最終回。春の人事異動で企画が終了することとなり、満腹記者・中嶋航大(32)がラストロケの地に選んだのは、自身が生まれ育った大村市。思い出深い大村で、街頭聞き込みからグルメを探します。

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「わたし、金まんの嫁になったんです」

大村公園で出会ったのは、髪を自分で染めてみたというお母さんと子ども。「ちょっとしたのでもいいですか」と教えてくれたのは、「金子饅頭」。

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「えっ、金(かね)まん...大好きです。金まんで育ったようなもの」

実は、金子饅頭、満腹記者の母校 大村高校の目の前にあり、高校時代に毎日通っていた、思い出の味。満腹記者が食いつくと、さらに...

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「わたし、金まんの嫁になったんです」

なんと、インタビューした女性は、金子饅頭の社長の息子さんのお嫁さん。ご縁に導かれ、満腹記者の最終回は、高校時代に毎日通った「金子饅頭」にロックオン。

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緊張しながら店の中へ

お店は大村高校のすぐそば、金まんのお嫁さんと一緒に向かいます。国道沿いに佇む昔ながらの風情です。店のテントは台風で壊れた後に、大村高校の書道部員がデザインしてくれたそうです。「日本一だよ~ん」のキャッチコピーに、生徒らの「金まん愛」を感じます。

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「うわ~…、いいのかな入って。ちょっと緊張しますね」

久しぶりの金まん。満腹記者は、面映ゆさを感じながら店の中へ。

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「NCC長崎文化放送の満腹記者がゆく!という企画で」
「テレビ見ていますよ」

店主の金子貴芳さん(66)が快く迎えてくれました。取材もOK。高校生のころラグビーの部活の後に毎日通ったお店。満腹記者もしばし感慨に浸ります。

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「本当に高校時代に通っていたお店で、まさか撮影で来るなんて」

食べたいが止まらない

約50年前に、貴芳さんの両親と兄が創業した金子饅頭。大村市内に3店舗があり、貴芳さんは4年前に独立。「大村公園金まん」の名前で店を営んでいます。ショーケースに並ぶ商品は、季節によって変わりはありますが、約20種類。

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「うわ~…紹介したいメニューがたくさんありますね。金子饅頭に来たら大好きなのがこちらなんですよ『チョコまん』」

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生地作りから、中に包む餡まで、ほとんどを毎朝、手作業で作っている金まん。手作りにこだわるからこそ、毎日変わらぬ美味しさを届けられるのです。特別にお店でいただきます。まずは、好物の「チョコまん」(140円)から。

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「チョコレートがとろとろで饅頭の生地自体がしっとりふわふわ。中のチョコレートがとろっと出てくる。甘さとしっとりした生地でパクパク食べられる」

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まとめて10個買って帰る人もいるという人気商品。満腹記者もあるだけ全部買っていたという思い出話をしながら、手には大村産「ゆめのか」を使った「いちご大福」(250円)。みずみずしい果実感が楽しめる、期間限定商品です。

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「めちゃくちゃ重たいずっしりしています」
「2Lサイズのいちごを使っているので、けっこう大きいですよ」

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いちごは、店に来ている生徒の親御さんが作っているもの。直接仕入れた大きないちごを使っている「いちご大福」は、このシーズン一番の人気商品です。

「いちご甘いです。手作りのあんこも優しい甘さでいちごの甘さを引き立てる」

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義理の娘さんが「ぜひ食べてもらいたい」と太鼓判を押していた「肉まん」(150円)は、牛豚の合い挽き肉に玉ネギや生姜、しょう油とコショウで少し濃いめに味付け。先代から受け継ぐレシピで長年変わらない味を守り続けています。

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「お肉と玉ネギ、中の餡の風味が濃い。かめばかむほどお肉の甘さと肉汁があふれてきて玉ネギの香りも抜けて、ほっとする味ですね」

5万枚の写真が語る、終わらないつながり

金子饅頭のもう一つの名物は、壁一面に貼られた高校生や常連客たちの写真。これまでに撮影した写真は延べ5,000人以上、新しく撮影したら古い写真はアルバムに。こうして増えたアルバムは37冊、枚数にして5万枚以上あります。37冊目のアルバムには、卒業生が彼氏や家族を連れて戻ってきた記念の一枚もありました。

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「仲良くしている顔なじみの生徒さんに写ってもらっている。赤ちゃんを抱っこしている写真は、『生まれたよ』と来てくれた」

1冊目のアルバムは、満腹記者が在学中の2010年。そこに同級生や先輩の姿を発見。地域の人たちの思い出が、ここにしっかりと刻まれています。

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「卒業生から『金まんといえば写真だから減っていくのは寂しい』と言われたので、嫌がられない限りは撮っていこうかなと思っています」

「最後に来れて良かったです。またすぐ来ます」
「お待ちしています」

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地元で出会った、変わらない味と、変わらない人のつながり。街で声をかけ、教えてもらった一軒一軒が、長崎の「うまい」を教えてくれました。「満腹記者がゆく」は、今回で最終回。長崎で出会ったすべての味と人に感謝を込めて、今週も満腹!満腹!

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満腹後記

 「大村公園 金まん」では、1日に約500個の饅頭を手作りしているそうです。
現在は息子さんとともに店を切り盛りしていて、店休日は正月のみ。誕生餅や紅白饅頭も予約を受け付けています。

この1年間、県内各地を巡り、突然の取材にも関わらず、街頭でも店頭でも多くの方に温かく受け入れていただきました。本当にありがとうございました。

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金子饅頭(大村公園 金まん)
住所 大村市久原1丁目
電話 0957-54-0147
営業 9:30~19:00
休み 正月

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4/10(金) 12:00

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