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2025/07/02

歌とアニメーションで平和の思い広げる ピースソングプロジェクト始動

小学生と大学生が共に歌やアニメーションを作り、平和の思いを広げる「ピースソングプロジェクト」が始まりました。

長崎純心大学4年の髙野友奈さん(22)と池田野乃花さん(22)が主導する「ピースソングプロジェクト」。山里小学校の5年生有志の児童と長崎純心大学の学生12人が、共に平和への願いを込めた歌を作詞・作曲し、歌に合わせたアニメーションを作ります。

演奏会での発表やSNSでの発信を通して、平和の思いを広げていくことが目的です。

長崎純心大学こども教育保育学科4年 野友奈さん:
「大学の合唱サークルにも所属していたので、歌を通して何か発信できないかという思いに至り、この『ピースソングプロジェクト』になりました。大学生だけだと大人の考えだったり、いろんな思いが出てくると思うんですが、小学生とやることで素直な気持ちだったり、子どもたちと関わる中で、いろんな考えが生まれるのかなと思い、小学生とすることにしました」

長崎純心大学こども教育保育学科4年 池田野乃花さん:
「被爆された方が少なくなってきて、話を聞けるのが難しくなっていく中で、私たちが今から先に向けてできることとして歌は残っていくと思うので、良い曲を作れたらなと」

6月13日の初回は、平和交流会が開かれました。それぞれがこれまで取り組んできた平和活動の内容を報告し、意見を交わしました。

交流会では、山里小学校の児童が第2校歌として歌う「あの子」を披露。長崎純心大学の学生は学生らが代々歌い継ぐ「純心マッチ」と「はんさいの歌」も紹介しました。

これらの歌は、自らも被爆しながら、被爆者の救護や原爆病の研究に尽くした放射線医学の医師、永井隆博士が作詞したものです。

平和活動への関心を高めたあと、「ピースソングプロジェクト」の活動の流れが説明され、参加者を募りました。

作った歌やアニメーションは、11月24日(月・祝)に長崎市のチトセピアホールで開く演奏会で、発表する予定です。

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