コンセプトは「魚をおいしく食べる」です。長崎市特産の柑橘を使った新たな商品が誕生しました。
完成したのは、長崎市の伝統柑橘「ゆうこう」を使ったその名も「ゆうこう味噌」です。
佐世保市の食品総合卸商社「協和商工」と長崎市の調味料メーカー「チョーコー醤油」が共同で開発し、14日、鈴木市長に報告しました。
「ゆうこう味噌」は、液状タイプで、ドレッシングのような感覚で使用でき、タイなどの白身魚の刺し身につけて食べるとしょうゆとは違う味わいを楽しめます。また、サワラなどの魚のみそ漬けにも活用できます。
鈴木長崎市長:
「甘みと酸味が調和していておいしいですね。長崎っていう味を感じられる」
チョーコー醤油・宮崎英樹営業部企画課長:(Q.ゆうこうとみそのマッチングはどうですか)
「非常にいいと思います。ゆうこうの味をきちんと引き出していますので、今回は麦みそと甘酒を使っているので、みそのうま味、甘酒の甘みも相まって非常に上品な味に仕上がっています」
長崎市は4年前から「さしみシティ」をキャッチコピーにしていて、長崎の魚の認知度向上や消費拡大などの取り組みを展開しています。今後は、刺身につけて食べるみそとして魚の新たな食べ方の提案などに取り組みたいとしています。
「ゆうこう味噌」は税込み1本540円で、長崎市幸町の業務用スーパー「フーズホットライン」で16日(水)から販売されます。