Youtube

YouTube

2025/03/12

通行料金2倍以上に値上がり…西九州自動車道一部区間が4車線化へ

3月23日(日)に西九州自動車道の一部区間が4車線化されるのを前に、工事現場が報道陣に公開されました。

供用開始後、朝夕の混雑緩和が期待されますが、一部区間では通行料金が2倍以上に値上がりします。

中嶋航大記者:
「4車線化の工事が進められている西九州道の工事現場です。現在、工事は最終の仕上げ段階。路面の舗装などが進められているということです」

NEXCO西日本は、佐々インターと佐世保大塔インターの間の約16.9キロの区間で、総事業費1256億円を投じて4車線化の事業を進めています。

このうち3月23日(日)に供用が始まるのは、佐々インターと佐世保中央インター間の約9.9キロです。供用開始に伴い、通行料金が変更されます。

中嶋航大記者:
「通行料金の改定に伴って導入されたのがこちらのETCフリーフローアンテナです。4車線開通後は各出入り口に設置されたこのアンテナがETC車の乗車区間を判別します」

ETCフリーフローアンテナは、料金所のない「佐々」「相浦中里」「佐世保中央」「佐世保みなと」の4つのインターチェンジの出入り口に設置され、利用区間を自動で判別します。

現在、通行料金は無料区間を除き一律160円ですが、新料金ではETC搭載の普通車の場合、佐々~佐世保大塔間が370円に210円の値上げ。
相浦中里~佐世保大塔間は270円に110円の値上げです。
佐世保中央~佐世保大塔間は現在と同じ160円に据え置かれます。
ETCを搭載していない車は、区間にかかわらず最大料金370円がかかります。
ETCの有無に関わらず、佐々~佐世保中央間のみを走行した場合は、引き続き無料です。

NEXCO西日本佐世保工事事務所・上野清所長:
「料金体系が変更されることに関しては関係機関と協働しながらこれまで広報活動を実施しています。複雑にはなりますがETCの設備で区間に応じた料金徴収となるのでご理解をいただければ」

佐々インター~佐世保中央インター間の4車線供用開始と新料金の適用は3月23日(日)の午前6時からです。

一方、佐々~佐世保大塔間の全線4車線化は当初2027年度内の予定でしたが、2月15日(土)に発生した橋桁転落事故を受け、供用開始時期は精査中です。

おすすめ記事

西九州自動車道4車線化以降の新料金発表 2倍以上の値上げ区間も

2/9(金) 21:16

西九州自動車道4車線化以降の新料金発表 2倍以上の値上げ区間も

NCC公式アカウント

サイトマッププライバシーポリシーお問い合わせ

Copyright(C) NCC 長崎文化放送 . All rights reserved.