11月30日から、ニューヨークの国連本部で開かれる核兵器禁止条約の第1回再検討会議に合わせ、浦上天主堂の「被爆マリア像」が、平和巡礼団とともに渡米します。
マリア像は1915年ごろ、旧浦上天主堂に寄贈されたとみられ、原爆投下後、がれきの中から頭部が見つかりました。
巡礼団には、長崎と広島のカトリック教会関係者や信徒ら15人が参加し、再検討会議を傍聴するほか、サイドイベントにも出席します。
12月4日(金)には、原爆開発の地・ロスアラモスを訪れ、教会で祈りを捧げます。また、アメリカで最も多く核兵器が配備されているシアトルでは、大聖堂で被爆マリア像を一般公開する予定です。
カトリック長崎大司教区・高見三明名誉大司教:「被爆マリアは、単なる、原子爆弾が広島と長崎にもたらした悲劇だけでなくて、それまでの戦争、それがもたらした犠牲者、そして破壊、このことを思い起させてくれると思います」
被爆マリア像はこれまで、バチカンやスペインのゲルニカなどを訪れていて、今回で5回目の渡航となります。