長崎総合科学大学が、ヨーロッパトップクラスの国立大学であるイタリアのトリノ工科大学と包括連携協定を結びました。長崎市網場町の長崎総合科学大学で行われた協定の発表式には、両大学の関係者12人が出席しました。
トリノ工科大学は、理系と技術系の総合教育・研究機関として、世界的に高い評価を得ている名門校です。両大学は、今年5月に国際学術交流を行い、脱炭素技術などについての意見交換を重ねてきました。
今回の協定は、フィジカルAIや環境対策の「GX」、造船の各分野で、日本とヨーロッパの研究者や学生が連携する新たな教育の場を作ることを目指すものです。
長崎総合科学大学・黒川不二雄学長:「両大学の優れた教授陣がしっかりと手を携え、お互いの強みを融合させることで世界を驚かせるようなイノベーション(新たな価値を)創出できると考えています」
トリノ工科大学が日本の大学と連携協定を結ぶのは20校目で、九州の大学では初めてです。クアリア副学長は、「両大学が知見を共有しながら、実りある交流を進めていきたい」と期待を語りました。
今後は、「電気推進船」などの次世代の脱炭素技術に関する共同研究を本格化させるほか、早ければ今年度中にも学生をトリノ工科大学に派遣する計画です。
長崎総科大は、来年4月に、AIや次世代船舶などの成長分野を担う技術者を育成する「先端工学部」を開設します。