
高齢女性の口座から金を盗んだ窃盗の疑いで逮捕・不起訴処分となり、「不当な取り調べを受けた」として警察などを告訴している元西海市議の男性が、被害届を出した銀行や県警の幹部らを告訴しました。
告訴したのは、田﨑耕太元西海市議(44)です。田さき氏は、高齢者サポートサービス業を営んでいた今年1月から5月にかけ、顧客の高齢女性の口座から15回にわたり約396万円を引き出し、盗んだとして、8月、時津署に逮捕されました。
長崎地検は今月8日付で不起訴処分としています。田﨑氏は、最高検察庁に対し、本来高齢女性が出すべき被害届を提出し、自身を身に覚えのない罪で陥れたとして、銀行の支店長らを「虚偽告訴罪」や「名誉毀損罪」。強引な強制捜査で22日間不当に勾留したとして、県警の本部長らを「特別公務員職権濫用罪」で告訴しました。(26日付)
田﨑耕太氏:「この国の歪んだ警察や司法の仕組みのせいで個人の人生や未来が理不尽に奪われる悲劇を、もう二度と繰り返してはならない」
また、去年、兵庫県の障害者福祉施設で働いていた当時16歳の少女が、身に覚えのない暴行の疑いで兵庫県警に逮捕・拘束され、釈放後に衰弱死した事件を報道で目にし、「自身の事案と構造が共通している」と認識。遺族の代理人弁護士と協議の上、告発人として刑事告発したということです。
田﨑耕太氏:「どうしてもいたたまれないというか、人として何かしないといけないなと、同じ境遇に遭った、しかも子どもであるるなさんに対して何かできることはないかと。敵を討ちに行くということです」
田﨑氏は自身の不当勾留に関し、勾留された時津署の署長や取調官、被害届を出した高齢女性に対しても刑事告発をしていて、合わせて13件の告訴状を提出しています。