12月に東京で開催される全国高校バスケットボール選手権大会「ウインターカップ」の出場を懸けた長崎県予選の決勝が24日、長崎市のハピネスアリーナで行われました。鶴鳴と島原中央が対戦。終盤に島原中央が猛追し、残り30秒を切って1点差に迫る白熱した試合となりましたが、鶴鳴が76対74で逃げ切り、7年ぶりの優勝を果たしました。
県内主要大会3冠で決勝に臨んだ鶴鳴は、今大会から主将を務める宮城美海を中心に攻め、序盤からリードを奪います。対する島原中央も、2年生のセンター大倉を中心に得点を重ねて食らいつきます。
第4クオーター、13点を追う島原中央は司令塔の荒井が負傷で一時ベンチに下がる苦しい展開となります。それでもWセンターの松尾と大倉がゴール下で奮闘し、連続得点で点差を縮めました。
さらに残り40秒を切った場面で、島原中央の窪田天海がルーズボールを拾うと、思い切りよく放ったスリーポイントシュートが決まります。
試合最終盤にこの試合初のスリーポイントとなり、島原中央は74対75と1点差まで追い上げました。
しかし、鶴鳴はエースの宮城が粘り強くボールを保持し、最後までリードを守り切りました。島原中央の猛追を振り切り、76対74で激闘を制しました。
鶴鳴は7年ぶりの優勝。創立130周年を迎えた今年、県内主要大会4冠を達成しました。
チームを支えたのは、夏のインターハイまで主将を務めた森心優。
大学受験のため今大会は応援に回りましたが、宮城主将は「このチームがいいチームになったのは、心優のおかげ」と感謝を口にしました。全国の舞台に再び立つ鶴鳴は、ウインターカップでベスト8を目標に掲げます。
一方、惜しくも準優勝となった島原中央。6月の県高校総体でアキレス腱を断裂した主将の生田稟苑は、全国大会出場を目指して練習を重ねてきた仲間に感謝し、「最高のチームです」と語りました。