九州新幹線長崎ルートの整備促進に大きな役割を果たした前国土交通省事務次官の水嶋智さん(63)が新幹線への思いを語りました。
水嶋前事務次官は長崎ルートについて、佐賀県の山口祥義知事と11回にわたる協議を続け、「ルートを特定せず、環境アセスメントを実施する」ことで、今年7月、二者合意にこぎつけました。
その後、8月に退職し、現在は国交省の顧問を務めています。
長崎市で開かれたシンポジウムでは、平田知事、鈴木長崎市長と共に「全線フル規格化が長崎にもたらすもの」と題して意見を交わしました。
水嶋前事務次官:「長崎と全国の新幹線鉄道ネットワークが結ばれることによって、第二のゴールデンルートが西日本にもできるんです。西の方にその重点をずらす。それがこの国の人口減少社会において地域を活性化していくうえで大きなインパクトを持っているんじゃないかなと私は思います」
新鳥栖~武雄温泉間の未整備区間を巡っては、来年度から環境アセスに着手できるよう、技術検討会で地質調査などに向けた協議が進められています。