長距離巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力獲得に向けて、去年からアメリカに派遣されていたイージス護衛艦「ちょうかい」が、母港の海上自衛隊佐世保基地に帰還しました。
小柳亮雄記者:「護衛艦『ちょうかい』が佐世保港に戻ってきました」
国は、日本への侵攻部隊を早い段階で、遠くから阻止・排除するため、敵の攻撃が届かない安全な距離から対処する、「スタンド・オフ防衛能力」の強化を進めています。
国産のミサイルの取得を進める一方、補完策として、アメリカ製の「トマホークミサイル」を発射する能力の整備も進めています。
佐世保を母港とするイージス護衛艦「ちょうかい」は、去年9月からアメリカに派遣され、アメリカ海軍の支援を受けながら、艦艇の改修や乗員の訓練を行ってきました。
7月29日には、太平洋上でトマホークミサイルの実射試験を行い、乗員の練度を含め、実際に発射できることを確認しました。
国によりますと、海上自衛隊が運用する艦艇で、トマホークミサイルの発射能力を獲得したのは、「ちょうかい」が初めてだということです。