8月9日の平和祈念式典で「平和への誓い」を読み上げる本村チヨ子さん(87)が長崎市の高校生に被爆体験を話しました。
被爆者・本村チヨ子さん(87):「平和の原点は命。その命が脅かされない生活だったら、みんな子どもたちは笑顔でいられるはずなんです。子どもたちのあどけない笑顔、これは何にもましての平和だと、原点だと思います」
長崎市の県立鳴滝高校で講話した被爆者の本村チヨ子さん、87歳。81年前の8月9日。当時小学1年生、6歳だった本村さんは、爆心地から約4.5km離れた現在の長崎市小江町の自宅で被爆しました。約20分間、自身の体験を話したあと高校生に「平和」とは何かを尋ねました。
生徒:「人が助け合いをすることが身近に感じる平和だと思います」
本村チヨ子さん(87):「そうよ、いいこと言うな~。ここに来てよかった。平和への誓い、あなた方と、原稿を書き上げる前にお会いしたかった。そのことを伝えたい。ありがとう」
高校2年生:「家族や友人など大切な人に『またあした会える』と信じられていることが、当り前じゃなくてとても幸せなことなんだなと感じました」
本村さんは、8月9日の平和祈念式典で平和への誓いを読み上げます。
本村チヨ子さん(87):「今だから言える平和への思い。今まで言えなかったこと。それを全部、集大成なんて大げさな言葉は言いたくないんですけど、最後のチャンスと思って言えたらいいと思います」