広島は6日、被爆から81年の原爆の日を迎えました。被爆地・長崎からも、祈りが捧げられました。
平和記念式典で松井広島市長は、各国のリーダーへ「核抑止力に頼る政策の転換」を強く促しました。
松井広島市長:「核兵器の非人道性を軽視し、自国の繁栄のための武力行使を認めることは、暴力を伴う報復の連鎖を許容し、第三のヒロシマ・ナガサキを作り出すことになりかねません。多くの為政者は現実的な対応として核抑止力に依存し続け、暴力を肯定する国際社会が出現し、核兵器のない世界は遠のくばかりです」
一発で約14万人の命を奪った広島原爆。炸裂した午前8時15分、長崎市の原爆落下中心地では、訪れた人たちが黙とうを捧げました。
被爆者・本多由利子さん(89):「原爆って、聞きたくない言葉です。みんな仲良くしてほしい今朝、一回泣きました。被爆当時は誰も亡くならなかったけど、今は妹2人が亡くなって主人も亡くなって、一人暮らしだから、何かにつけて涙が出る」
元高校生平和大使・被爆4世 大澤新之介さん(23):「最初の世界で初めて(核兵器が)使われた日がきょうこの8月6日の広島で、戦争被爆地を最後にするのがこの長崎であるので、自分たちにとっても心を正す3日間」
千葉から:「核兵器がまだ存在しているから無くなればいいなと思います」
大阪から:(Q.あなたにとって平和とは)「家族と普通に話せて友達と楽しくしゃべれることだと思う」
厚生労働省によりますと、今年3月末時点で、全国で被爆者健康手帳を持つ人は、去年より8025人減り9万1105人となりました。平均年齢は86.66歳で、前の年から0.53歳上がり、高齢化が進んでいます。(※被爆者平均年齢等/厚労省HPより)
長崎は3日後、被爆から81年の原爆の日を迎えます。台風13号の影響が懸念されましたが、長崎市はきょう、今後の気象予報からテントなど会場設備に風などの影響はないと判断したとして、9日(日)の平和祈念式典を予定通り平和公園で行うと発表しました。