西九州新幹線のトンネル工事によって渇水の被害を受けた長崎市の東長崎地区に、対策事業の完成記念碑が設置されました。
記念碑が置かれたのは、長崎市現川の貯水タンク施設の近くです。除幕式には、地元の東長崎水利組合や長崎市、工事事業者などの関係者が出席しました。
市や組合によりますと、現川など東長崎地区では、西九州新幹線のトンネル工事の影響で、2014年ごろから河川の流量が減るなど、渇水の被害が起きています。このため、農業用水の対策として、トンネル工事の事業者が、地下水をくみ上げるポンプや貯水タンクなどを整備し、今年4月、長崎市に引き渡しました。
東長崎水利組合野口良徳組合長:
「(現川は)農業地帯でありましたが、今はもうJRトンネル掘削以降、急激に水に難儀して衰退してきたわけです、時代の流れとともにね。(今後は)市農林振興課と東部農業振興について具体的に取り組んでいく、これを有効利用するのが、我々の使命だと申し上げたい」
貯水タンクは、東長崎地区の18カ所に設置され、容量は合わせて約7000立方メートルになるということです。