西彼・時津町の国道で、面識のない男性が乗るバイクに車で追突し、殺害しようとしたとして、40代の自営業の男が逮捕されました。
宇佐美武史記者:
「こちらが事故があった現場です。容疑者の男はバイクと衝突し、その場から逃げました。酒を飲んでいて『怖くなって逃げた』と話しているということです」
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、時津町元村郷の自営業、早川太一容疑者42歳です。時津署によりますと、早川容疑者は20日午後11時45分ごろ、時津町元村郷の国道206号で、長崎市方面へ走っていた20代の男性が乗るバイクに、普通乗用車で追突し、殺害しようとした疑いが持たれています。
男性は、長崎市内の病院に搬送され、全身に擦り傷を負う重傷ですが、命に別状はありません。
現場は片側2車線の直線道路で、バイクと車は第2車線を走っていたということです。近くに信号はありませんでした。
早川容疑者は事故のあと、現場から逃走し、「バイクをはねて自宅に戻ってきた。酒を飲んでいたので怖くなって逃げた」と自ら110番通報しました。呼気からは基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転と判明しました。時津署は、供述や現場の状況、車のドライブレコーダーの映像などから、21日午前6時に緊急逮捕しました。
調べに対し、「車で被害者が運転するバイクに衝突し、けがを負わせたことは間違いない」と、追突したことは認めています。一方で、「車が単車に突っ込めば、最悪の場合、死ぬことは分かっていた」とした上で、「最初から殺意があったわけではない」と、殺意については否認しています。
被害者との面識はなく、動機について、「バイクの音がうるさかった」と供述しているということです。また、バイクの音を聞いた時は「家にいた」と話していて、音を聞いてから車に乗り、バイクを追いかけたとみられます。被害者のバイクに改造が施された形跡は無く、時津署は、早川容疑者が「うるさかった」と話すバイクと、被害者のバイクは無関係だったとみています。