今年初めてとなる県内での線状降水帯が未明に北部で発生しました。佐世保市では土砂災害や冠水の被害が相次ぎました。
長崎地方気象台は1日午後9時38分、県の北部で3時間以内に線状降水帯が発生し、命に危険が及ぶ災害発生の危険度が高まるおそれがあるとする「線状降水帯直前予測」を発表しました。
小栁亮雄記者:
「午後11時15分の佐世保市下京町です。雨脚が先ほどから強くなってきました。雨がバチバチと音を立てながら地面を打ち付けています」
市民:
「タクシーで帰ります。おとなしく。(Q.傘をお持ちですが)意味ないですね。全然意味がないです」
2日午前0時19分、気象台は、北部に加え、南部にも線状降水帯直前予測を発表。
小栁亮雄記者:
「午前0時過ぎの佐世保市鹿子前町です。道路が完全に冠水してしまっています」
そして0時30分、北部で線状降水帯が発生。非常に激しい雨が同じ場所で降り続き、命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まっていると発表しました。
小栁亮雄記者:
「佐世保市椎木町です。雨で歩道の一部も冠水しています。現在警察による交通規制が敷かれています」
1時間に降った雨の量は、西海で84.5ミリ、佐世保で41.5ミリ、大村で39.5ミリ、長崎市長浦岳で37ミリなどにのぼりました。
小栁亮雄記者:
「佐世保市大和町で土砂崩れが起きました。崩れた土砂で道路が完全にふさがれてしまっています」
佐世保市大和町では、市道沿いの斜面が幅約22メートル、高さ約10メートルにわたって崩れ、市道を塞いだほか、住宅の敷地に流れ込み、窓ガラスにひびが入りました。この家には当時、住人1人がいましたが、けがはありませんでした。
小栁亮雄記者:
「佐世保市大黒町です。住宅住宅の間にあるブロック塀が崩れてしまっています」
佐世保市大黒町では、高さ約1メートルのブロック塀が幅約3メートルにわたって崩れました。
6月30日午後4時の降り始めから2日午前5時までの総雨量は、佐世保市干尽町で215ミリ。西海市西海で190.5ミリなどにのぼっています。