他人の車に放火した罪に問われた女の裁判で、長崎地裁佐世保支部は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決などによりますと、佐世保市大宮町の無職、中尾美香子被告(25)は、去年12月、大宮町で駐車中の乗用車の近くに灯油をまき、ライターで火をつけ、車を焼損させた放火の罪に問われています。
岩田光生裁判長は「犯行は自動車を焼損させるにとどまらず、住宅や周辺住宅にまで延焼し、近隣住民の生命や身体、財産を害する可能性が高いもので、生じた公共の危険は大きいと言える」とした一方、「犯行動機の形成に被告人の知的障害が一定の影響を与えていたことは否定できず、非難の程度は若干軽減される」などとして検察の求刑2年に対し、拘禁刑2年、保護観察付きの執行猶予4年を言い渡しました。