長崎市で開催された県高校総合体育大会の水球競技は、2011年から続く宿命のライバル、長崎工業高校と長崎西高校の「一騎打ち」となりました。3連覇中の王者・長崎工業に対し、堅い守りからリズムを作りたい長崎西の両校の対決です。
第1ピリオド、序盤に輝きを放ったのは長崎西でした。2年生の守護神・中村が1対1のピンチをナイスセーブで防いで流れを引き寄せると、ロングパスに抜け出した6番・中島のシュートで長崎西が先制に成功します。
しかし、4連覇を狙う長崎工業もすぐさま反撃。強烈なシュートや巧みな連携プレーで得点を重ね、前半を10対5のダブルスコアで折り返します。
吹奏楽部を含めた大応援団の後押しを受ける長崎西は、第3ピリオドで意地を見せます。2年生の松谷が2連続シュートを決めると、さらに中島が華麗なバックシュートを沈め、一時は8対10と2点差まで詰め寄りました。
追い上げられる長崎工業でしたが、2年生・濵口の2連続シュートなどで再びリードを広げ、簡単には主導権を渡しません。ジュニアチーム時代からの経験者たちが高い技術力を発揮し、最終的には16対12で長崎工業が勝利。見事4連覇を達成しました。
今回の試合でインターハイ出場が決まるわけではなく、両校ともに九州大会に出場します。長崎のライバル2校は、3つの枠を争うインターハイ切符を手にすべく、今度は「長崎代表」として共に全国の舞台を目指します。