開館から23年を迎える国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の入館者が250万人を突破しました。
250万人目の入館者は、アメリカ・ニューヨークのコーネル大学で日本語を教える赤松恵里子さん(46)です。先週から地元の大分市に帰省していて、きのうから家族旅行で長崎を訪れています。
長崎を旅行先に選んだきっかけは、今年3月。大学の取り組みの一環で、教え子たちがオンラインで受講した、被爆者・丸田和男さん(94)の被爆講話でした。
250万人目の入館者 赤松恵里子さん(46):
「丸田さんのお話に心を動かされて、ぜひ帰国する際にはこちらに足を運びたいと思った。大学の教え子たちが私の次の世代、その次の世代が娘になるが、まずは私が知識を深めてからバトンタッチをしていけたらいいなと」
2003年7月6日に開館した平和祈念館は、原爆で亡くなった人を追悼し、平和を願う施設として国が広島と長崎に整備しました。被爆体験記や手記が閲覧できるほか、死没者名簿が納められた追悼空間が設けられています。
被爆80年の節目を迎えた昨年度は、過去最多の15万8835人が訪れました。