十八親和銀行は2025年度の通期決算について、「増収減益」と発表しました。
売上高に当たる「経常収益」は、貸出金利息や有価証券の利息収益が増加し、前年度と比べ384億円多い1359億円で5期連続の増収。「純利益」は前年度より6億円少ない169億円と3期ぶりの減益で、「増収減益」となりました。
減益の要因について、スマホアプリの開発やDX投資、行員の処遇改善などの経費の増加。また、中東情勢の緊迫化に伴う企業の業績悪化に備え、景気変動に左右されない貸出運営を可能にする信用コストの繰り入れなどを計上したことによるものとしています。
山川信彦頭取:
「将来に向けていろんな備えをしてきた。お客様の業況に左右されない取り組みができる。それから有価証券も将来の金利上昇にも備えた部分での投資もできた。合わせて前向きなDXや人件費の手当もできた。最終的に減益とはなったがいい決算ができたと私は評価している」
長引く中東情勢の影響や物価高については企業とリスク管理について対話していく重要性を強調しました。
山川頭取:
「人もいない、物もないという時にどうやってビジネスをするんだということをぜひこの機会に取引先には考えてもらわないといけない。コロナ禍の時とはまたちょっと違う。考えることを促していきたい」