十八親和銀行は10日、今年度の中間決算を「増収減益」と発表しました。
今年4月から9月までの中間決算は、一般企業の売上高に当たる「経常収益」が、資金運用収益の増加などで、前の年より20億円増の530億円。4期連続の「増収」となりました。
本業のもうけを示す「コア業務純益」は21億円増の127億円で2期連続の「増益」。
しかし、中間純利益は信用コストの増加などで前の年より7億円少ない89億円。中間決算としては2期ぶりの「減益」となりました。
十八親和銀行・山川信彦頭取:
「トランプ関税の問題もそうですし、環境が非常にぶれる中でお客様の不安も増大しながら、我々の行員たちもしっかり寄り添って頑張ってくれた結果であります。楽な状況ではなかったと、将来への支えもしっかり出来たということで評価できる」
今年度通期の業績予想は、前の年より23億円少ない152億円の純利益を見込んでいます。