長崎市伊王島の「洋上風力発電」の技能者を育成する施設に、新たな訓練棟が完成し、28日、お披露目されました。
新設されたのは、「日本財団洋上風力人材育成センター」の技能訓練棟です。5月開講し、洋上風力発電の現場で電気回路や油圧システムを安全に扱う技能の国際認証資格を取得できます。洋上風力発電は、2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにすることを目指すカーボンニュートラル社会への「切り札」とされています。
センターは、2024年11月に開所し、高所作業や海に落ちた時の安全訓練も提供していて、安全と技能の訓練をワンストップで受けられる国内最大の施設です。日本財団は、「洋上風力人材育成プロジェクト」の一環で、30億円を出資しています。
来年は、長崎市高島沖に整備する洋上訓練タワーに、船で乗り移る世界初の訓練も開講する予定です。
日本財団洋上風力人材育成センター松尾博志訓練施設長:
「今不足している日本の洋上風力産業の人材不足を解消するためのインフラというか基盤として貢献できるのではないかと思っています」
センターは、2030年までに年間約1000人の受け入れ態勢を目指しています。