春の褒章の受章者に県内から9人が選ばれました。
黄綬褒章谷川義浩さん(66):
「本当にびっくりというか、まず(褒章を)もろてよかとかなというのが最初にあってから、なんかの間違いじゃないですかと言いましたよ」
黄綬褒章受章の知らせに驚いたと話すのは、西彼・長与町の農業、谷川義浩さん、66歳です。
谷川さんは、45年以上ミカンやデコポン、甘夏、「せとか」などの柑橘類を栽培してきました。2005年に、国の試験場が開発した「マルチドリップ栽培」を県内でいち早く導入し、水分や養分を高度に制御する技術の確立に貢献。また、2013年には、皮が薄く、甘くてジューシーな人気柑橘、「せとか」の栽培を導入し、地域の特産品化に寄与したことが高く評価されました。
毎年3月頃、収穫を迎える谷川さんの「せとか」は、現在は収穫期を終え、白い花が咲き、ハウス内は、甘く、爽やかな香りに包まれていました。
谷川さん:
「口コミで、ファンが増えてきて、あんなの食べたことない!みたいなことを結構言ってくれる人が多くて、それはうれしかですよね」
一方で、避けられない苦労もあると話します。
谷川さん:
「かなり鋭いトゲですね。ぶっ刺さりますよ、長靴ぐらい貫通しますけん。結構ミカンのトゲって、腫れるんですよぷくって痛いんですよね。でもうまいものを取ろうと考えて頑張っていますけどね。あと15年くらい頑張れればなと思っている、80歳くらいまでできればなと思っています」
谷川さんのほか、「黄綬褒章」を新上五島町バス運転士大瀬良好隆さん(64)、諫早市金属機械工谷端和豊さん(62)、壱岐市畜産業山本満年さん(66)、「藍綬褒章」を佐世保市保護司青木愼一さん(76)、南島原市元民生・児童委員太田秀夫さん(75)、松浦市選挙管理委員会委員長近藤肇さん(83)、長崎市保護司宗直仁さん(76)、大村市民生・児童委員堀田泰淳さん(68)が受章しました。