強風の影響とみられています。10日朝、西彼・時津町で、工事現場の足場が倒壊する恐れがあるとして、道路が2時間以上にわたって全面通行止めとなりました。
上田真美記者:
「先ほど午前6時35分ごろ、通行止めが解除されました。店舗の前の電線はまだぶら下がった状態になっています」
午前2時34分、時津町野田郷で、「足場が崩れて道路に倒れそうだ」と、通行人から110番通報がありました。時津署によりますと、道路沿いの元焼き肉店の壁に沿って設置されていた、高さ約5メートル、幅約20メートルの足場が、道路側の電線に倒れかかっていたということです。けがをした人はおらず、停電はありませんでした。
この影響で、午前4時14分から6時34分まで、2時間20分にわたって、鳴鼓トンネルと野田郷を結ぶ長崎漁港臨港道路の一部約800メートルが全面通行止めとなりました。足場が崩れた原因について、警察は、強風の影響の可能性が高いとしています。
県内は昼過ぎにかけ、前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になりました。1時間雨量は、雲仙岳で61.5ミリと、4月の観測史上最大を記録しました。
このほか、大村と島原で28.5ミリ、長崎市脇岬で23.5ミリなど、各地で強い雨を観測しました。24時間雨量は、雲仙岳で114.5ミリと100ミリを超えたほか、島原で75ミリ、大村で66ミリ、長崎市長浦岳で64ミリ、対馬市厳原と五島市福江で63.5ミリなどとなっています。
最大瞬間風速は、雲仙岳で28.6メートル、大村で23.7メートル、長崎で22.1メートル、厳原で20.3メートルなど、強い風を観測しました。
海の便にも影響が出ました。本土と離島を結ぶ九州商船は、しけのため、長崎ー五島間のジェットフォイルが1便から午後にかけて6便欠航。佐世保ー上五島間の高速船も5便が欠航しました。