
プロバスケットボールB1リーグの長崎ヴェルカは、公式SNSなどを通じて、ポイントガードの狩俣昌也選手が2025₋2026シーズン限りで現役を引退すると発表しました。
狩俣選手は、沖縄県宮古島市出身の37歳。2012年、千葉ジェッツでプロキャリアを開始し、地元・琉球や福島、三河、滋賀でプレー。琉球ゴールデンキングス時代には、Bリーグの前身BJリーグ優勝も経験しました。
2021年、誕生したばかりの長崎ヴェルカに初期メンバーとして加入。初年度はキャプテンを務め、正確なスリーポイントを武器にチームをB3優勝・B2昇格へと導くと、2年目には、オールスターゲーム出場やベスト3P成功率賞を受賞。クラブ創設から3年目に最短でB1昇格を遂げました。
B1リーグ2年目のヴェルカは、今シーズン圧倒的な強さを見せ、第28節を終え通算38勝9敗で西地区優勝マジック「11」。チーム最年長の狩俣選手は、監督、選手、スタッフからの信頼も厚く、モーディHCは以前、「マサ(狩俣選手)は素晴らしい人間性の持ち主で、常にチームのことを考えてくれている。例えばマサのかわりに若くて身長、才能がある選手を獲得したとしても、彼のような人間性を持った選手がいないと、今のようなチームにはなれていないし、ここまで勝つことは出来ていない。マサは本当に替えの効かない存在。彼がこのチームにいてくれて私は本当に恵まれていると思う」と話していました。
狩俣選手は引退について「30年前、バスケットボールという『ゲーム』に出会えたことは、私の人生最大の幸運でした。そして、今、こうして素晴らしいスタッフ、ファン、そして仲間に囲まれて現役生活を締めくくれることを幸せに思います。人生を共に歩んできたバスケットボールは、親友であり恋人のような存在ですが、これからは、少しだけ距離を置くことになります。しかし、コートの中で一緒に学んだ勇気や痛み、喜びのたくさんの記憶は、今後の僕の人生の道標になると確信しています。」とコメントしています。