長崎東高校の生徒たちが、最新のAI技術を使って戦前・戦後の長崎の白黒写真をカラーでよみがえらせた写真集を制作し、長崎市に寄贈しました。
市役所を訪れたのは、長崎東高校の生徒9人です。生徒たちは、戦前・戦後の白黒写真をAIでカラー化したあと、被爆者への聞き取りをもとに色を修正しました。
完成したのが、平和の写真集「あの日に色がさすとき」です。
制作資金は、クラウドファンディングで募りました。
高校生:
「被爆者の記憶や思いに耳を傾けながら、色を決めることが、歴史への敬意を示すことであり、過去と現在を結ぶ行為であると気付きました」
生徒らは今月6日、ニューヨークの国連本部を訪問し、軍縮部に写真集を直接手渡しました。鈴木市長は4月下旬、国連本部で始まるNPT核拡散防止条約再検討会議に出席する予定です。
鈴木長崎市長:
「ニューヨークにも写真集を持って行って、いろんな方とお会いする際に、若い人たちがこういう形で被爆の実相を伝えようと努力していることを世界に向けて伝えていきたい」
写真集のデータは、国連のホームページへの掲載も決まっています。
長崎東高校新3年生山田果穂さん(17):
「ホームページに載ることで私たち長崎からだけでなく、世界中の方がウェブサイトを見ることができるので、長崎に来なくても、世界中の方がその場で身近に平和を感じていただければ」
写真集は非売品で、今後、県内の図書館や原爆資料館などにも寄贈する予定です。