3月27日(金)深夜1時55分から、NCC制作の報道特別番組「この星で、どう生きるー核の影-」をNCC(長崎県内ローカル)で放送します。
番組は、官邸幹部による「日本も核を持つべきだ」との発言をきっかけに、若者や識者に、核保有の是非を問い、検証します。また、高市総理が、「持ち込ませず」の見直しを持論としてきた中、年内の安全保障関連3文書の改定に絡み、見直しが取りざたされる非核三原則についても考えます。
さらに、人類初の核実験で被ばくしたと訴える「忘れられた被爆者」ーーアメリカ・ニューメキシコ州の実験場の風下住民の声を聞きます。そして、太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃に巻き込まれた女性と被爆者の触れ合いを通して、核兵器のない世界に向けた「対話=DIALOGUE」の重要性を描いています。
核兵器の問題は、遠いものだと感じる人もいるかもしれません。これまで日本には、「持たず、作らず、持ち込ませず」に加え、核保有の是非については、「議論もせず」という暗黙の非核四原則があったとも言われ、議論が押しとどめられる風潮がありました。
しかし今、安全保障環境が厳しさを増し、核の影が深まる中、核を持つとはどういうことか--具体的に考え、それぞれが自分なりの考えを持つ、議論の時代に入りつつある--そんな空気も感じられます。
被爆地は、被爆の実相や核兵器廃絶の願いを伝えるだけでなく、核兵器についてより深く考え、議論を重ね、この星の未来を問い続けていくーその使命があるのではないでしょうか。
番組の主役は、この星の未来をつくる、私たち一人ひとりの声=VOICEです。とりわけ、これからの時代を担う若者たちに、核兵器を考えるきっかけとなることを願っています。