アメリカ海軍佐世保基地にドック型輸送揚陸艦「サンディエゴ」が新たに配備されました。
中嶋航大記者:
「午前10時です。アメリカ海軍の輸送揚陸艦『サンディエゴ』が佐世保港へ入ってきました」
「サンディエゴ」は、全長208メートル、幅約30メートル、排水量は約2万5000トン。800人の海兵隊員を運ぶことができるほか、オスプレイ2機が発着でき、エア・クッション型揚陸艇LCACも2隻載せることができます。
アメリカ海軍佐世保基地によりますと、今回の配備は、「アメリカ海軍の艦艇の日本への前方展開は10年を超えないこと」と義務付けているアメリカの国防権限法に基づくもので、2015年に佐世保基地に配備された同型艦「グリーン・ベイ」の交代に伴うものとしています。
サンディエゴ艦長のデイヴィッド・ウォルトン大佐は「直ちに前方展開任務に就く準備が整っている」とコメントしています。