各チーム5人の団体戦で争う全国高校選抜剣道県予選には、男子22校・女子17校が出場しました。男女それぞれ優勝校には、全国大会切符が与えられます。
男子決勝に勝ち上がったのは、準決勝で去年の全国選抜初優勝校・島原に土壇場で勝利した長崎南山(赤)。 県新人戦準優勝の佐世保北を破り、勢いに乗る海星(白)です。 先手を取ったのは、赤・長崎南山でした。先鋒の2年・馬場仁亜が開始わずか30秒で、相手が面を打ち終わったところに、華麗な面。2本目も取り先鋒戦を制します。 流れに乗った南山は、次鋒の1年・野口がメンバー最長身183cmのリーチを生かし、わずか1分15秒で2本を奪い、試合を決めます。 後がなくなった海星は、中堅の2年・下村が見せます。中断で仕切り直した直後でした。相手の隙を逃さず面を決め、中堅戦を制します。 反撃の口火を切ったかと思われましたが、地力の強さを見せたのは南山でした。新人戦では予選リーグで敗れ、悔しさをバネにチーム一丸で練習に励んできた南山は、副将戦・大将戦ともに2本を奪い、4対1で3年ぶり8回目の優勝を飾りました。 長崎南山2年馬場仁亜選手: 長崎南山の大将・1年生の戸田直人選手は最優秀選手に選ばれました。4つ上の兄・優人さんは長崎南山高校時代、全国選抜の団体で準優勝、インターハイ個人3位の実績を残した剣士です。 一方、女子は長崎東が初優勝を飾り、全国切符をつかみ取りました。
「新人戦で予選敗退という悔しい結果で、次の全国選抜予選は絶対に何がなんでも優勝してやるっていう気持ちでいたんで、優勝できて本当に良かった」
長崎南山1年戸田直人選手:「(兄・優人さんは)尊敬している人で、ずっと兄の背中を追っていたので、絶対に自分は兄を超えられるように全国優勝したい」