県内の政財界のトップらが新年の挨拶を交わす「新年祝賀交歓会」が開かれました。高市総理大臣の台湾有事を巡る国会答弁に端を発した日中関係悪化の影響で、中国総領事は欠席しました。
長崎商工会議所が主催した祝賀交歓会には、県内企業のトップら約580人が出席しました。
長崎商工会議所森拓二郎会頭:
「(長崎の経済は)緩やかな回復基調にあるものの、物価高騰や人手不足、海外経済の下振れリスクなどにより、先行きの不透明感が強い状況にあります」
県内経済について、金融業界からは…。
日本銀行長崎支店伊藤真支店長:
「経済が緩やかに回復してきているということですので、事業の拡大や強化を検討して、人手を確保するためには、やはり賃金を上げていかないといけないということで、ここ2~3年、物価と賃金をどう設定するのか、企業がよく考えて対応した年だったと思う」
十八親和銀行山川信彦頭取:
「昨年、日銀の政策金利も引き上げられまして、やはり全体的に景気が良いことだと思っているので長期トレンドでいうと、構造改革が必要な部分も出てきているので、この景気の良い時に、どれくらい自分たちの企業の経営課題を解決して、構造改革できるかが、ポイントの1年になるのではないかと思います」
一方、懸念点を指摘する声も。
長崎商工会議所森拓二郎会頭:
「中国との関係改善がいつ頃になるのか、ならないのかわからない。インバウンドも含めて、目前に迫っていた水産物の輸出も、(関係悪化の影響で)ペンディングになりましたね。中国との関係修復がどんなふうになるのかなというのが、不安に思っているところであります」
祝賀交歓会の乾杯の挨拶は、例年、中国駐長崎総領事が務めていましたが、今年は、欠席しました。
2024年10月に開業し、開業1年目に延べ485万人が訪れた長崎スタジアムシティでは、2年目の今年も多くの集客が見込まれます。
リージョナルクリエーション長崎岩下英樹社長:
「(去年は)チャレンジし続けた1年だったなと思いますし、その手応えが社内の中で、積み重なってきたかなと思っています」
スタジアムシティのピーススタジアムを本拠地とするV・ファーレン長崎がサッカーJ1に昇格した影響については…。
リージョナルクリエーション長崎岩下英樹社長:
「(V・ファーレンの)チケットは即完売でしょうし、アウェーのお客様の比率が上がるということは、それだけ長崎の中に、経済的に落ちていくお金も増えるでしょうし、だからこそ先ほどお話をしたホスピタリティーは、スタジアムシティに限らず、長崎全体で磨いて発揮していくことで、次の機会につながっていくと思うので、この1年はしっかりお迎えできるように、成長していきたいなと思います」
ジャパネットホールディングスは、開業2年目のスタジアムシティ来場者数の目標を、1年目より165万人多い、650万人としています。