県内有数の進学校、県立長崎西高校の45年ぶりの甲子園出場なるか。来年春のセンバツ「21世紀枠」の九州地区推薦校に選ばれた長崎西高校で、表彰盾の授与式が行われました。
表彰盾授与式には、野球部の桑原主将や宗田監督らが出席し、県高野連から表彰盾が手渡されました。文武両道を掲げる長崎西は、秋の県大会で海星や大崎など甲子園出場経験のある名門校を次々と破り、準優勝。
70年ぶりの出場となった秋の九州大会では、初戦で佐賀1位代表の唐津商業に9対2で8回コールド勝ちを収めましたが、準々決勝で福岡1位代表の九州国際大付属に0対5で敗れ、センバツ出場が有力となるベスト4にはあと一歩及びませんでした。
県高野連は、学業と部活動の両立などを推薦理由に挙げています。日本高野連は全国9地区の推薦校の中から2校を選びます。長崎西が「21世紀枠」に選ばれれば、今年春の壱岐高校に続き県勢として2年連続となります。
甲子園出場は1981年夏、名古屋電気(愛知県)の工藤公康投手にノーヒットノーランを喫して以来、45年ぶりとなります。
長崎西2年桑原直太郎主将:「甲子園から40年近く遠ざかっているので自分たちの代でこのようにチャンスが回ってきているので、選ばれた時には選抜で一勝でも多くあげられるようにみんなで冬の練習を頑張りますし、選ばれなかったとしてももう一回九州大会に行こうということをみんなで言っているのでそこに向けて今頑張っています」
長崎西・宗田将平監督:「粛々と淡々とチームを作っていくとそれだけです。あとは生徒の心の成長を促していきたい」
来年春のセンバツ出場32校は、来年1月30日(金)に発表されます。