16日午後、佐世保市中心部で、ビルの看板の交換作業中、アルミ製の板が落下し、歩行者に直撃する事故がありました。男性は額から出血し、救急搬送されました。
事故があったのは、佐世保市三浦町のビルです。佐世保署によりますと、午後2時18分、付近住民から「ビルの工事中に上から物が落ち、歩道の男性に当たった。出血している」と110番通報がありました。
ビルでは業者が、午前10時から看板の交換作業をしていて、クレーン車を使って高さ約17メートルの位置で、新しい看板の部品をゴンドラに載せて作業していました。この作業中、長さ約3.6メートル、幅5センチほどのアルミ製の板が落下し、歩道を歩いていた市内の20代の男性の額に当たりました。
男性は額から出血し、救急搬送されましたが、意識はあり、軽傷とみられています。
現場では、歩道にガードマンが配置されていました。警察は作業中の安全対策に問題がなかったかを調べています。