お金の動きが活発になる年末年始シーズンを前に、県警の警察官などが長崎市内の飲食店を巡り、暴力団排除を呼びかけました。
浦上地区暴力追放運動推進協議会や浦上署の警察官ら、約25人で行われた暴力団排除キャンペーン。
浦上警察署によりますと、県内には6代目山口組や道仁会などの系列8組織が存在し、構成員らは約100人。(去年12月末現在) 例年、この時期は、門松やしめ飾りなど正月用品を購入するよう飲食店などに求めてくるといいます。
浦上署の下田健一署長らが長崎市浜口町や岩川町の飲食店などを周り、暴力団追放を呼び掛けるチラシなどを配りました。
「みかじめ料とかいうのを暴力団が要求してきますのできっぱりと断るということで、何かあれば浦上警察署の方に連絡してもらえればと思いますので」
浦上署下田健一署長:
「年末は暴力団が干支(の置物)や餅とかを配るという昔からの伝統的な資金源があるんですけど、それを封じて年末に暴力団を排除するという活動で行っています」