県警は、働きやすい職場環境づくりや、現場で活動する警察官のけがを防ごうと、勤務時の柔軟な服装の運用を8日から始めます。
警察庁が今年4月に制服に関する規定を改正したことを受けて、県警は、県内の交番勤務などで警察官が着用する活動服の「ノーネクタイ」を可能としました。働きやすい環境づくりや職務中、ネクタイを相手に引っ張られてけがをするリスクをなくすことが目的です。
警察官:
「ネクタイがあるだけで、身構えて相手をしないといけなんですけど相手の動静を監視する中で、一つ考えなくていいことが増えたので能率的に仕事ができるのかなと思います」
また、私服勤務時の服装についても、気候や仕事環境に応じてセーターやチノパンといったカジュアルな服装の選択も可能とする「ポリスカジュアル」を週明け8日(月)から取り入れます。
警察官:
「デスクワーク以外で、例えば被害者と接する時などはTPOに応じた服装が大事になってくるのでその日その日の業務に応じて(服装を)検討したいと思っています」
県警は、警察の堅いイメージを払拭し、県民に親しみを持ってもらいたいとしています。