県営バスは運転士の制帽の着用を、20日から選択制にすると発表しました。
制帽が選択制になるのは、県営バスの路線バスと高速バスの運転士です。
県営バスでは2020年から回送運行時の制帽の着用は運転士の任意でしたが、20日からは客を乗せて運行する時も年間を通して任意となります。県営バスでは運転士から「制帽の中が蒸れる」などの声が上がっていて熱中症対策や労働環境の改善で安心・安全な運行サービスにつなげるためとしています。
乗客:
「運転士さんが快適に運転できればいいと思います。そういった働き方改革も言われてるので。ただ、単に表面的なそういうことではなくて、本当に運転士さんの働き方改革につながるような例えば賃金とか、福利厚生とか勤務状態とか大変と思いますのでそういったことも含めて考えていかないと単に服装のことだけでなくて」
県営バスは去年11月からネクタイの着用も選択制としていて、「運転士の要望を聞きながら今後も労働環境の改善につなげたい」としています。