自宅に火をつけ全焼させた容疑で逮捕の南島原の男（５５）　「世を悲観した様子で、反省の言葉も」

南島原市で住宅１棟が全焼した火事で、自宅に火をつけたとして、住人の男が逮捕されました。

南島原市深江町の無職 菊田和夫容疑者（５５）は、２日午前２時半ごろ、一人暮らしの自宅に火をつけ木造瓦ぶき２階建て約１４０平方メートルを全焼させた疑いが持たれています。

けがをした人はいません。菊田容疑者は、出火後、連絡が取れなくなり、警察は２日午後１時ごろ、市外で１人で車に乗っているところを発見。３日午前０時２０分、非現住建造物等放火の疑いで逮捕しました。

調べに対し、菊田容疑者は「自分がしたことに間違いありません」と容疑を認めています。

世を悲観した様子で反省の言葉も述べているということです。警察は、動機や経緯などを調べています。

（※「菊田」の「菊」は、草かんむりの中央が離れている）