24日朝、長崎市で、22日に発生した住宅火災の焼け跡から「炎が見える」という通報がありました。
午前7時59分、長崎市伊良林3丁目の風頭公民館付近で「2階から炎が見えている」と付近住民から119番通報があり、消防車10台が出動しました。
現場では、22日午後5時前、長崎市風頭町の無職で家族5人暮らしの頭島豊さん(99)の自宅から火が出て、隣の伊良林3丁目の会社員・尾上満則さん(70)の自宅に延焼。頭島さんの木造2階建ての家屋約120平方メートルと、尾上さんの木造2階建ての家屋150平方メートル、合わせて2棟が全焼しました。けがをした人はおらず、火は約4時間半後に消し止められました。
24日朝の通報は、尾上さんの自宅2階に「炎が見える」という内容でしたが、消防が到着した時点で炎は確認されませんでした。消防は、煙がくすぶっていたのを火災と危惧し、通報したと判断。約20分後に鎮火しました。22日の火災の熱が鎮火後も残っていた可能性があるということです。