悲願のJ1復帰に貢献したV・ファーレン長崎のGK・後藤雅明選手。そしてDFの米田隼也選手が単独インビューに応じてくれました。
まず、V・ファーレン長崎の守護神・後藤雅明選手31歳。徳島戦では10本のシュートを浴びながら、後半アディショナルタイムにスーパーセーブを見せ、1失点に抑え引き分け。チームを昇格に導いたと言っても過言ではありません。 後藤雅明選手(31): 加入1年目のシーズンでJ1昇格をつかみ取った後藤選手。1年振り返って…。 後藤雅明選手(31): 続いては、長崎のJ1初挑戦の2018年に加入し、8年間、V・ファーレン一筋のDF・米田隼也選手30歳。徳島戦も先発で出場し、闘志むき出しのデイフェンスを見せた米田選手。 ホーム最終戦となった水戸との大一番では、決勝点につながったPK獲得のシーンを見せました。 去年12月1日。昇格プレーオフの初戦で仙台に敗れたあと、こう話していました。 米田隼也選手: 1年後、その言葉を聞いてー 悪性腫瘍で長期離脱中のチームメート・名倉巧選手(27)とは2018年加入の同期。「ナグ」こと名倉選手への思いも力に変えました。 米田選手、後藤選手に、最高の舞台・J1への意気込みを書いていただきました。 米田隼也選手(30):「11ゴール・アシスト。今年はPK2本獲得を含め、10ゴールアシストだったので、11に達しなかったので、J1の舞台で達成出来るようにやりたいなと思っています」 後藤雅明選手(31):「無失点。J1になればより強力なフォワードだったり、チームがあると思うんで、よりキーパーの力が試されるというか必要になると思うし、どんどん試合を重ねて常に出続けられるようなキーパーになって、試合無失点でチームの勝利に貢献出来るようになりたいなと思っています」
「最後は自然な感覚というか、キーパーの本能というか、そういった体を使ったセーブになったかな」「Q.顔面セーブもありましたけど、あの時血が出てたんですよね?」「ここ右側に当たったって感覚はあったんですけど、血が出てるとは思ってなくて、流血というかたまたまニキビができていて、そこに当たってそれがつぶれったって感じですね」「では、そこのニキビは昇格ニキビと名付けてもいいですか?」「はい、お願いします」
「僕個人としては、山形で3年連続プレーオフ敗退して、チームとしてJ1昇格するために長崎に来ました。本当に苦しいい時期もありましたけど、サポーターだけじゃなくて一緒に闘ってた選手のみんなだったり、監督スタッフにもたくさん助けてもらいましたし、本当に色んなことを経験できたシーズンだったな」
米田隼也選手(30):
「ゴールを決めたかのようなパフォーマンスをガッツボーズをしてたので、いやでもあれなかったら引き分けであれが決まってなかったらと考えると、僕たちはいま(J1に)上がれてないし、大仕事をしたんだな」
「悔しすぎて涙があふれてきて、チャレンジし続ければ必ずいつか報われる日が来ると思うので、それを信じていいのかと思いました」
「覚えてますね。本当に。この悔しさを晴らせられるのはこのクラブ長崎だけしかないなと思って長崎を今年決断して、こうやってJ1昇格をつかみ取れたので、自分の決断を正解に出来たなと思います。すごい物語だなと思います」
米田隼也選手:
「本当にナグからめちゃめちゃパワーをもらってここまで頑張ってこられたし、それがなかったらもしかしたらJ1昇格出来てないので。みんながナグの復帰を待ち望んでいると思うので、元気な姿でこのピースタでナグのコールを呼ばれて盛り上がる瞬間を僕も聞きたい、見てみたいなと思います」