宮崎県日向市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したことを受け、県が今後の対応を話し合いました。
会議には浦副知事や農林部、福祉保健部などの関係部局の代表25人が出席しました。
宮崎県日向市の養鶏場では先週22日(土)、高病原性の疑いがある鳥インフルエンザが検出され、その日のうちに4万8千羽のニワトリが殺処分されました。国内の養鶏場での感染の確認は今季5例目で、九州では初めてです。
渋谷隆秀農林部長:
「過去最大の発生があった令和4年度シーズンと比較しても、同等の速度で発生事例が増えていることにあることから今後も継続して飼養者に対してウイルスの持ち込み防止対策、消毒の徹底を継続して指導し、発生予防に努めてまいります」
県は、先月24日に宮崎県内の野鳥から鳥インフルエンザが検出されたことを受け、県内の115カ所の養鶏場で消石灰による消毒を実施しているところでした。25日までに異常は報告されていません。
県は、鳥インフルエンザに感染したニワトリの肉や卵を食べても、感染しないとしています。