長崎の伝統食、「かんころ餅」の魅力を伝えるイベントが来月、長崎市で開かれます。実行委員会のメンバーらが鈴木市長にPRしました。
長崎市役所を訪れたのは外海地区の飲食事業者らでつくる「かんころ文化祭実行委員会」のメンバーら5人です。
「かんころ餅」は薄く切ったサツマイモをゆで天日に干した「かんころ」にもち米や砂糖を加えて作った郷土菓子で外海地区や五島列島で伝統的に作られています。実行委員会の杉山和利代表は「長崎の伝統食のかんころ餅を後世に伝えたいと思いこういった催しを企画した」と意気込みを話しました。
かんころ餅を試食した鈴木市長は「外海の味を感じる食文化としてしっかり守っていきたい」と応じました。
「かんころ文化祭2025in出津」は来月6日(土)と7日(日)の2日間、長崎市西出津町の「出津地区ふれあいセンター」などで開催されます。マルシェや餅つきのほか県内各地で作られた「かんころ餅」の食べ比べなども計画しているということです。