
平戸署は21日、20日に平戸市志々伎町で発生したと発表していた強盗未遂事件について、通報は虚偽で、被害は存在しなかったと発表しました。
虚偽申告をした20代のアルバイト従業員の女性は、「泥棒に入られた」と通報し、「刃物を持った男に『金を出せ』と脅され、『持っていない』と答えると、別の男の車で逃走した」などと説明していました。
平戸市は小中学校の下校時間を早め、保護者に迎えを依頼。「夜も眠れない」といった不安の声が上がっていました。
女性は「職場での人間関係に悩んでいた」「仕事に行きたくなかった」と話しているということです。
警察は虚偽申告について事件化も視野に検討しています。