
物価高の今、うれしい商品も。イオン九州の傘下となったスーパー「ジョイフルサン」の本原店が21日、「マックスバリュ本原店」としてプレオープンしました。
21日午後9時前、長崎市扇町の「マックスバリュ本原店」には、開店前から多くの客が列を作りました。
女性客:
「きょうは色々なものを買おうと思って、主に食料品ですね。ここでいつも買い付けているから便利がいいです」
男性客:
「ずっとここで買い物してます。入ってみないと分からないですよね」
午前9時、待ちわびた開店。慣れ親しんだ地で、一新した店内に次々と入っていきます。
イオン九州は7月、長崎市を中心にスーパー10店舗を展開するジョイフルサンを完全子会社化。来年3月に吸収合併するのに先立ち、24年続いたジョイフルサン本原店は、屋号を変え、「マックスバリュ本原店」となりました。
他の9店舗も順次、「マックスバリュ」としてオープンします。
金山隆之介記者:
「店内に入るとすぐお総菜コーナーが広がっています。多くのお弁当や総菜がずらっと並んでいて品目数は以前より増えたということです」
お総菜コーナーの商品の数は2倍に増加。店内で作る焼き立てパンも多数販売されています。冷凍食品売り場も商品を2倍に増やし、およそ350品目に。
「トップバリュ」などイオンのプライベートブランドも新たに置かれ、店全体では、以前より3000品目増えました。
男性客:「ここしかないから開店するのを楽しみにしていた。買いやすくなった前からすると。今日はステーキと刺し身とアサリのみそ汁。食べ物はぜいたくせんば」
母親:
「すごく見てて楽しかったです。プライベートブランドのちょっと安い価格のものを。物価高騰しているので」
お子さん:
「楽しい」(Q.何を買ってもらった?)「ブドウ」
こちらのご夫婦は、きのうから楽しみにしていたといいます。
妻:
「主人と朝ごはんを食べて、さっさっ行こうかってワクワクしながらいま2人で」
夫:
「今日はすき焼き。ねっ?」
妻:
「そうね。長崎和牛がきれいだもん。ぜいたくさせていただきます。ありがとうございます」
イオン九州・ジョイフルサン事業本部 大石 真司 部長:
「長崎一身近なスーパーをしっかり体現できたと思ってますし、これからもっともっと進化させて地域のお客様の生活をより豊かに便利にしていきたいと従業員一同思っておりますので、今後ともマックスバリュ本原店をご期待していただけたらと思っております」
店内にはセルフレジやキャッシュレスレジも導入。従業員やパートらおよそ70人の雇用は維持されています。マックスバリュ本原店は、以前のジョイフルサンと同じ24時間営業。
あす午前9時にグランドオープンし、先着200人に紅白のロールケーキがプレゼントされます。